医療保険とは

医療保険とは、簡単に言うと「病気やケガで入院や手術をした時に保険会社からお金(給付金)がもらえる」保険と言うことになります。

医療保険はよく「第3分野」と呼ばれますが、これは生命保険会社が取り扱っている人の命にかける第1分野や、損害保険会社が取り扱っている自動車や建物など物にかける第2分野のいずれにも属さない分野だからです。

商品の種類としては、医療保険・がん保険・傷害保険などが存在しており、今は生命保険会社と損害保険会社の両方から数多くの商品が販売されています。

公的な医療保険制度が適用されない部分は、民間の医療保険でカバー

普段、私たちは健康保険料を納めています。これにより、70歳未満の人の医療費の自己負担は3割までと決められています。また、高額療養費制度があるので、入院・手術によって1ヶ月の医療費が高額になっても、一定額以上は自己負担しなくてもよいことになっています。

つまり、病気やケガで病院にかかるときに、真っ先に保障してくれるのは、健康保険などの公的な医療保険制度なのです。生命保険会社の医療保険では、公的保障が適用されない「差額ベッド代」と「入院中の食事代」の費用に備えましょう。